【株式市場】日経平均は2日続落しTOPIXは13日ぶりに反落だが新規上場3銘柄は好調

2016年11月29日 16:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万8307円04銭(49円85銭安)、TOPIXは1468.57ポイント(1.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億5601万株

 29日後場の東京株式市場は、円相場が1ドル111円と112円を出没して方向感がつかめないとされ、前引けにかけて堅調転換したトヨタ自動車<7203>(東1)が再び軟調に推移するなど、主力株には模様ながめ気分が強まった。日経平均は前場の98円07銭安(1万8258円82銭)は割らなかったが、50円安の1万8300円前後で軟調もみ合いを続け、2日続落となった。一方、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 後場は、丸山製作所<6316>(東1)がJA(全農)改革などに期待とされて一段高となり、ダイワボウホールディングス<3107>(東1)、栄研化学<4549>(東1)は鳥インフルエンザが材料視されて動意活発。、アゼアス<3161>(東1)は第2四半期の黒字転換も加わり活況高。ソケッツ<3634>(東マ)は映像関連事業の拡大や今期黒字化期待などが言われてストップ高となり、フジプレアム<4237>(JQS)は米アップル社の次期モデルに局面ディスプレーと伝わり連想が波及との見方。

 29日は3銘柄が新規上場。エルテス<3967>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま値がつかず、大引けは公開価格1790円の2.3倍の4120円で買い気配。

 スタジオアタオ<3550>(東マ・売買単位100株)は9時49分に公開価格3030円を26%上回る3810円で初値がつき、高値は前場の4145円、大引けは3570円。

 JMC<5704>(東マ・売買単位100株)は12時53分に公開価格960円を89%上回る1816円では初値がつき高値は1895円、終値は1599円。

 東証1部の出来高概算は19億5601万株(前引けは9億3699万株)、売買代金は2兆3080億円(同9761)億円。1部上場1989銘柄のうち、値上がり銘柄数は824銘柄、値下がり銘柄数は1020銘柄。

 また、東証33業種別指数は12業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、化学、食料品、空運、不動産、陸運、海運、医薬品、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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