パナソニック、あわら市で宅配便の再配達減少を目指す実証実験

2016年10月19日 05:46

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戸建て住宅用宅配ボックス「COMBO」(パナソニック発表資料より)

戸建て住宅用宅配ボックス「COMBO」(パナソニック発表資料より)[写真拡大]

 パナソニックは18日、福井県あわら市で共働き世帯を対象に宅配便の再配達の減少させる「宅配ボックス実証実験」を11月から2017年3月まで行うことを発表した。

 「宅配便の再配達」は荷物が受け取れないというストレスだけでなく、再配送によるCO2排出量の増加など環境面にも関連する社会問題となっている。

 実証実験では、家族が留守でも宅配便が受け取れる戸建て住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」を100世帯に設置。設置の前後で宅配便の再配達の状況を調査し、どのような生活環境の変化が生じるかを同社とあわら市が日本郵便、ヤマト運輸と共同で調査する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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