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大日本印刷、3D映像が空中に浮かんで見える販促ツール
大日本印刷は、3D映像を空中に投影し、映像が浮いているように見えるプロモーションツールを10月に発売する。写真は、同ツールのイメージ。(同社発表資料より)[写真拡大]
大日本印刷は28日、3D(3次元)映像を空中に投影し、映像が浮いているように見えるプロモーションツールを10月に発売すると発表した。生活者の目を惹く映像表現が可能な次世代のプロモーション用POPとして訴求し、各種メーカーや商業施設などでの利用を見込む。
同社によると、同製品は、アスカネットが開発した特殊なプレートと映像を映し出すタブレット端末を専用の筐体に取り付けたもの。タブレット端末の映像をこのプレートに投影すると、あたかも空中に映像が立体的に浮いているような演出ができる。センサーを取り付れば、手の動きに合わせて、空中の映像を操作することもできるという。
机などの上に設置するカウンターディスプレータイプと、床にそのまま設置可能なフロアスタンドタイプの2種を展開する。筐体は紙製で、デザインの自由度が高いオリジナルの印刷が可能。軽量で、設置や撤去も容易という。
価格は、カウンターディスプレータイプが1台あたり30万円(税別)、フロアスタンドタイプが1台あたり35万円(税別)。
2019年度までに累計3億円の売上を目指すという。また、空中に浮遊しているかのような3D映像を使用したスペースデザインの展開も進めていく計画としている。
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