【銘柄フラッシュ】CVSベイエリアなど急伸しハピネットなどポケモン関連株が大活況

2016年7月22日 17:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 22日は、ポケモン関連株の活況が継続し、朝方は軟調だった任天堂<7974>(東1)が10時過ぎにかけて7%高近くまで切り返し、米国で人気沸騰の「ポケモンGO」の配信を日本国内でも22日午前中に開始と伝わり期待が再燃。ただ、後場は目先的な出尽し感が漂い大引けは0.8%高。代わってこのゲーム専用の腕時計型ウエアラブル端末「ポケモンgo plus」を取り扱うとされるハピネット<7552>(東1)が一段高となりストップ高の24.9%高。ユナイテッド<2497>(東マ)も「ポケモンGO」の国内開始に合わせたキャンペーンと伝えられて11時頃から急動意となり9.0%高。昨日までで8日続伸のサノヤスHD<7022>(東1)は連日ストップ高の14.6%高。同じく8日続伸のイマジカ・ロボットホールディングス<6879>(東1)も急伸し22.3%高。

 さらに、「ポケモンGO」は街頭やビルの中、公園などを動き回る位置ゲームのため、電池・充電関連株などにも連想買いが波及し、ゲーム用高スペック製品などのアイ・オー・データ機器<6916>(東1)はストップ高の15.7%高。エレコム<6750>(東1)は9.9%高の高値更新。FDK<6955>(東2)はストップ高の15.7%高。

 東証1部の値上がり率1位はシー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>(東1)となり、9月1日付で株式併合を行うため10株未満の株主は株主としての地位を失うことなどが言われて約7カ月ぶりに3ケタ(100円台)を回復し41.1%高。2位は前出・ハピネットの24.9%高。3位も前出・イマジカ・ロボットホールディングスの22.3%高。くろがね工作所<7997>(東2)は引き続きカジノ導入期待などが言われてストップ高の29.4%高。

 AppBank(アップバンク)<6177>(東マ)は新ブランドサイトの立ち上げなどに期待が強まり25.9%高と急伸し、モバイルファクトリー<3912>(東マ)は正午に中間決算、株式分割、増配などを発表し急伸したあとも強く大引けは6.4%高。テックファーム<3625>(JQS)は引き続き国内へのカジノ導入、統合型リゾート(IR)構想などに期待が衰えず連日ストップ高の27.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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