トヨタ、オーストラリアに燃料電池自動車「MIRAI」を試験導入

2016年7月12日 20:37

印刷

MIRAI (トヨタ自動車の発表資料より)

MIRAI (トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]

 トヨタ自動車のオーストラリアの生産・販売事業体であるToyota Motor Corporation Australia Ltd.(TMCA)は12日、3台の燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を試験的に導入すると発表した。

 本年末の移動式水素ステーションの導入をもって、本格的に「MIRAI」の路上走行を開始する。移動式水素ステーションは、地上据え付け型でも、トラック荷台据え付け型でも可能になっており、様々な場所で「MIRAI」の燃料補給が可能になるという。

 燃料電池技術のメリットのひとつに、将来の代替燃料として最も有望な水素を燃料としていることが挙げられる。また、FCVは使用時に水しか排出しない、環境に優しいという特徴がある。「MIRAI」は現在、米国のカリフォルニア州、日本、欧州各国で販売されている。

関連記事