【株式市場】経済対策などに期待が強く日経平均は6月23日以来の1万6000円台回復

2016年7月12日 15:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万6095円65銭(386円83銭高)、TOPIXは1285.73ポイント(29.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は26億543万株

 12日後場の東京株式市場は、引き続き10兆円規模の経済対策などへの期待が強かったが、ソニー<6758>(東1)が朝方の水準を抜けずに推移し、自動車株なども前場の水準で高値モミ合い商状のため、日経平均も前場の528円80銭高(1万6237円62銭)を抜けずに一進一退となった。それでも昨日の601円高に続き大幅続伸となり、終値としては6月23日以来の1万6000円台を回復した。主な株価指数はそろって高い。

 後場は、主力株が総じて高値モミ合いに転じ、個別物色の様相が強まった。任天堂<7974>(東1)が引き続き「ポケモンGO」人気などを好感して一段高の大幅続伸となり、大株主の京都銀行<8369>(東1)が出直りを拡大。ポケモンのアニメ制作実績があるイマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(JQS)はストップ高。このゲームは位置ゲームということでモバイルファクトリー<3912>(東マ)もストップ高。アンジェスMG<4563>(東マ)は核酸医薬に関する新発表などが好感されて急反発。ヤマックス<5285>(JQS)は大型補正予算に期待などとされて急伸。

 東証1部の出来高概算は26億543万株、売買代金は2兆7742億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1616銘柄、値下がり銘柄数は282銘柄。

 また、東証33業種別指数は「食料品」を除く32業種(前引けは全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、その他金融、銀行、証券・商品先物、保険、不動産、鉄鋼、空運、非鉄金属、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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