エンドウ豆から作る牛乳代替品

2016年5月30日 17:47

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記事提供元:スラド

 米シリコンバレーのRipple Foodsという新興メーカーが、エンドウ豆から作った牛乳代替品「Ripple」を開発したそうだ(TechCrunch)。

 Rippleは牛乳と同量の蛋白質を含み、脂肪は9分の1以下、カルシウムやビタミンDは牛乳より多く含まれているという。さらに製造に使用する水も少なく、環境に優しいという。

 牛乳の代替品としては大豆から作った豆乳があるものの、牛乳とは味がだいぶ異なっていた。Rippleはエンドウ豆由来の蛋白質をベースにひまわり油、砂糖、ビタミン、ミネラルなどを配合しているとのことで、調製豆乳に近い感じだ。味の比較を行っているPOPSUGARの記事によると、豆乳とアーモンドミルクの中間という感じの味という雰囲気で、牛乳に近い味とのコメントもあるようだ。また、チョコレート味やバニラ味のものも提供されている。

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