消費税増税に反対だが、増税延期なら総理退陣を―社民・福島みずほ氏

2016年5月22日 20:24

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記事提供元:エコノミックニュース

 社会民主党の福島みずほ副党首は22日のNHK番組で「安倍晋三総理が消費税増税を延期するのであれば内閣総辞職・退陣すべき」と消費税を引き上げられる環境をつくるとしてきたにもかかわらず、出来なかったことへの責任は取るべきとした。

 福島副党首は消費税の引き上げができないということは「アベノミクスが失敗したということであり、失敗を認めるわけだから退陣すべき」と2度、退陣すべきと強調した。

 福島副党首は、そのうえで「社民党として、消費税増税には反対。景気はどんどん悪くなっている。しかも、法人税は下げる。(安倍総理は)消費税は上げない、法人税は下げないという選択肢をとるべき」と求めた。

 また福島副党首は「パナマ文書は富裕層や大企業が海外に資産を移し、課税逃れしているということ。(これの解消で)一説には5兆円くらい浮くのではと言われている。(そんな中で)消費税増税、庶民は納得しない。お金の使い方でも、米軍への思いやり予算は5年で1兆円。税収と使いみちを変えるべき」と提起した。(編集担当:森高龍二)

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