【株式市場】個別物色の中TOPIXは4日ぶり軟調だが日経平均は小反発

2016年5月19日 16:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万6646円66銭(1円97銭高)、TOPIXは1336.56ポイント(1.82ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億1877万株

 19日後場の東京株式市場は、G7(7カ国)財務省・中央銀行総裁会合が明日から仙台(宮城県)で開かれ、為替素宇部などへの影響が見通し難のためか全般は模様ながめムードが広がり、日経平均は54円53銭安(1万6590円16銭)を下値に約80円の幅で一進一退となった。個別物色の色彩が強まり、燃費データ問題で昨日の午後急落したスズキ<7269>(東1)は3.5%高の急反発。TOPIXも軟調となったが、東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均は高い。

 日本製鋼所<5631>(東1)が16日発表の決算などを好感されて後場一段高となり、オーミケンシ<3111>(東2)も12日発表の決算などの見直し再燃となって急反発など、昔の仕手株も動意活発。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は引き続き中国企業との提携などが好感されてストップ高。プロパティエージェント<3464>(JQS)は3月決算などを見直す動きとされて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億1877万株(前引けは10億4712万株)、売買代金は1兆9227億円(前引けは9462億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1012(同885)銘柄、値下がり銘柄数は809(同916)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、その他製品、ゴム製品、精密機器、証券・商品先物、サービス、情報・通信、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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