ドローンは人間の労働127億ドル分を置き換えることが可能という説

2016年5月18日 16:31

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、  PwCの最新のレポートによれば、ドローンは人間の労働とサービスを部分的に代替し、1270億ドル相当の仕事を奪うだろうとしている。中でも運輸業界や農業分野は影響が大きいという(BusinessInsider、、Slashdot)。

 このレポートによると、776億ドル相当の労働がドローンに取って代わられるとしている。また、2030年代には人間が行っている仕事の約50%はロボットに置き換えられるという話もある。現在の技術でも、仕事の45%を置き換えることができるそうだ。

 ドローンは今後低価格化が進み、汎用性も高まっていくだろう。これにより、企業にとっては固定コストの削減が可能になる。Amazonでは、実際にドローンを使用した配送業務のテストが行われている。それ以外にも警備会社の監視業務や広告撮影、鉱山会社の発掘業務といった分野にも応用可能だ。すでにリスクの高い兵士やパイロット、および救助員の一部業務についてはドローンに置き換わりつつあるとしている。

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