群知能を用いた人工知能が競馬予想に挑戦、4連単を見事的中

2016年5月14日 09:59

印刷

記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 アメリカ・ケンタッキー州のルイビルで5月7日、競馬のGIレース「ケンタッキーダービー」が行われた。このレースの予想にシリコンバレーのスタートアップ「UNANIMOUS」が開発した人工知能「UNU」が挑戦、予測を的中させていたことが判明した(Yahoo!UNITechRepublicUNANIMOUS読売新聞Slashdot)。

 UNUは「群知能」を用いたシステムで、賭けの方法は正答率が低いSuperfecta(4連単)方式。Superfectaでは、1~4着に入る馬を順番通り正確に当てる必要があるという。今回のレースでは、100ドル賭けていた場合54,000ドルが得られることになるそうだ。

 群知能はアリの巣や鳥の群れのような集合的ふるまいを人工知能に応用したものだという。また、ほかにも様々な予測を行っており、アカデミー賞受賞者を専門家よりも正しく予測したり、NCAAカレッジボウルの結果予測では70%の精度で正答しているらしい。

 スラドのコメントを読む | 人工知能

 関連ストーリー:
教えて!gooでは人工知能が恋愛についてアドバイスする 2016年04月28日
Microsoftの画像の説明文を自動生成するAI「CaptionBot」、色々な意味で話題に 2016年04月21日
Googleの囲碁ソフトAlphaGoとイ・セドル9段の対戦、第1局はAlphaGoが勝利 2016年03月10日
国税庁、馬券や車券の払戻金をごく限られた条件下でのみ雑所得とするよう法令解釈を変更へ 2015年04月20日
賭博の対象となる対戦型オンラインゲーム、八百長も 2015年02月12日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事