【銘柄フラッシュ】アスコットが急伸し三井住友FGなどは日銀の「現状維持」受け急落

2016年4月28日 16:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 28日は、正午頃に日銀がマイナス金利政策の現状を維持と伝わり、円相場がそれまでの1ドル111円台から同109円前後へと急伸。ファナック<6954>(東1)が後場一段安で始まり大引けも9.9%安となり、任天堂<7974>(東1)は8.3%安。大手銀行株も三井住友フィナンシャルグループ(三井住友FG)<8316>(東1)の6.0%安など一転、下押してモミ合う展開になった。

 中で、富士電機<6504>(東1)は前日発表の3月決算が好感されて大引けも17.0%高となり、同じく日本航空電子工業<6807>(東1)は20.0%高、カワチ薬品<2664>(東1)は自社株買いも加わり20.7%高、東洋機械金属<6210>(東1)も3月決算が好感されて14.8%高。

 アウンコンサルティング<2459>(東マ)は引き続きフィリピンの旅行会社への出資などが好感されてストップ高の19.6%高。障害者の就労支援などのLITALICO(リタリコ)<6187>(東マ)は大量保有報告書に投資ファンドの登場などが言われてストップ高の17.6%高。マンション開発のアスコット<3264>(JQS)は筆頭株主による一部売却や四半期決算の大幅増益などがあり3日連続ストップ高の25.2%高。チエル<3933>(JQS)は引き続き教科書のデジタル化期待などでストップ高の22.9%高。山加電業<1789>(JQS)は好業績期待や東北地方から首都圏への送電網強化構想などへの期待が言われて8.6%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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