MRIの計測データから自閉症を判別する技術が開発される

2016年4月21日 15:25

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 発達障害の一種「自閉症スペクトラム障害」を、人工知能を使って判別する技術が開発されたそうだ(読売新聞大学ジャーナルオンライン毎日新聞)。

 この技術は国際電気通信基礎技術研究所(ATR)や東京大学などの研究チームが開発したもので、磁気共鳴画像化装置(MRI)で計測した脳活動のデータを分析することで自閉スペクトラム症を見分けるというもの。MRIで取得した、140か所に分割した脳内の領域がどのように関連しながら活動しているのかを調べたという。その結果、特定の16の領域の挙動を確認することで自閉症スペクトラム障害を判別することができたという。

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