消費税上げられないなら内閣総辞職すべき―民主・安住淳氏

2016年3月24日 10:50

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の安住淳国対委員長代理は23日の記者会見で、自民党内に消費税先送りでの衆参ダブル選挙に賛成する声もあることに「消費税先送りは国民生活にとってプラスも多いだろうが、待機児童の問題を含め、年金・医療・介護をどうするのかということに対し答えを持たない人たちが(先送りを)言うのは無責任な話」とけん制した。

 また「(消費税を)上げられない状況を作ったのなら(安倍内閣は)総辞職すべき。上げないということは経済が失敗したということ。首相の責任は重い」と語った。

 安住国対委員長代理は「権威のあるノーベル賞受賞者を呼んで『消費税を上げるな』という意見を言ってもらうやり方は率直に言ってうさん臭い。結論ありきでやっていると。将来の話より目先の選挙のことを考えて消費税の先送りを考えているから、公明党に苦言を呈されているのでは」と提起した。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
消費税引き上げの経済環境づくりに努める 公明
消費税 参院選挙前にはっきりさせる方が良い
アベノミクス 各党参院代表らNHK番組で見解
大企業の景況感、3四半期ぶりにマイナス
原発「重要なベースロード電源として活用」自民

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事