中国の新興メーカー、1030馬力で最大航続距離は2000kmというタービンエンジン搭載自動車を発表

2016年3月10日 22:32

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 北京を拠点とする新興自動車メーカーのテックルールズがジュネーブ・モーターショーで「AT96」と「GT96」という2台のコンセプトカーを公開した。両モデルはタービンエンジンを搭載しており、0.18リットルの燃料で100kmの距離を走行可能だという(Autoblog)。

 タービンエンジンの出力で直接タイヤを駆動するのでは無く、発電機を回して得られた電力を使ってモーターでタイヤを駆動させる仕組み。スペックは最高出力1,030hp、最大トルク881kgmを発揮。0〜100㎞/h加速は2.5秒で、最高速度は350㎞/h。さらに最大航続距離は2,000km超になると同社は主張している。航空燃料を使用するAT96はサーキット専用車両となり、バイオガスまたは天然ガスで走るGT96は公道用モデルとして展開する予定とのこと。

 自動車版「殲99」(中国が独自に開発しているとされるステルス戦闘機)的な信じがたい性能である。元記事でも「もしこれが全部本当の話なら、あまりにも出来過ぎているように思える」とコメントされている。

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