【銘柄フラッシュ】アドアーズが急伸し囲碁で「AI」勝利と伝わりSJIなど高い

2016年3月10日 16:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10日は、日銀統計でみた現金流通量などから「たんす預金」が広がる様子を見せ、島忠<8184>(東1)では金庫が前年の2倍の勢いで売れていると日本経済新聞の朝刊で伝えられ、島忠が4日ぶりに反発し3.4%高。金庫の大手、日本アイ・エス・ケイ(日本ISK)<7986>(JQS)は再び急伸し11.5%高となった。

 ソニー<6758>(東1)は無人小型飛行体「ドローン」生産と法人向け事業の開始などを好感して一段ジリ高の4.2%高となり、グリー<3632>(東1)は台湾のスマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)との提携発表などを材料に8.4%高となり、テンプホールディングス<2181>(東1)は政府の諮問会議がサラリ-マンの副業を促進と伝えられたことが言われて8.8%高。一方、関西電力<9503>(東1)は原発の運転を停止する仮処分を受けて昨年来の安値を更新。    「AI」(人工知能)関連事業を手がける銘柄の値動きが活発になり、ロゼッタ<6182>(東マ)が14.7%高、SJI<2315>(JQS)は15.7%高、フィスコ<3807>(JQS)はストップ高の21.6%高。発端としては、囲碁の世界的トップ棋士とされる韓国のイ・セドル九段がグーグルグループ企業の開発したAIソフト「「AlphaGo(アルファ碁)」に敗れたと伝えられたことがあったもよう。

 サイオステクノロジー<3744>(東2)は特許取得などを好感して3日連続ストップ高の19.5%高。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は業績などに比べた評価不足感などが言われて急伸し21.0%高。アドアーズ<4712>(JQS)はリラクゼーションスパ運営企業との提携などが好感されて急伸30.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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