【銘柄フラッシュ】リミックスポイントが急伸し三浦印刷など増配・分割銘柄も高い

2016年3月1日 16:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3月1日は、マネーパートナーズグループ<8732>(東1)が日証金の注意喚起発動を受けて需給相場への期待が強まり、仮想通貨「ビットコイン」関連事業の拡大期待相場に拍車がかかり朝方からストップ高を続けて16.1%高。enish<3667>(東1)は今年1月下旬にリリースした新ゲームのダウンロード数が急上昇とされて後場ストップ高の16.8%高。TAC<4319>(東1)は増配観測報道などが言われて急伸し12.4%高。ニチレイ<2871>(東1)は14時に自社株買いを発表して一段高の7.1%高となった。

 東京建物<8804>(東1)が後場一段上値を指向して3.7%高など、不動産株が後場一段上値を指向。長期金利の指標になる10年国債の新発債入札が正午前に行われ、落札利回りが史上初のマイナス金利になったと伝えられ、実勢金利の低下機運から注目し直す雰囲気になった。マイナス金利の副作用が言われる銀行株も意外に底堅く、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は1.1%高。

 菓子の寿スピリッツ<2222>(東1)は高値更新基調で荷もたれ感がなく3月期末の株式分割などに期待再燃とされて8.2%高。三浦印刷<7920>(東2)は昨日の増配発表などが好感されてストップ高の30.6%高。ジー・スリーホールディングス<3647>(東2)はフリュー<6238>(東1)の新設店舗の運営に関わる業務全般を受託することなどが言われて急伸12.2%高。

 アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は自動運転関連株人気に乗る形で後場ストップ高に達して15.6%高となり、昨年10~12月の急騰局面で歩調を一緒に上げて注目されてきたアートスパークHD<3663>(東2)も後場次第に動意を強めて12.3%高。

 リミックスポイント<3825>(東マ)はフィンテック(金融IT)子会社の設立などが言われて2日連続ストップ高の35.1%高。セレス<3696>(東マ)は提携先の仮想通貨決済サービスの導入先が拡大と伝えられ急反発の18.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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