ゴールドマン・サックス曰く、「次は絶対ARとVRが来る」

2016年2月20日 15:57

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 投資銀行ゴールドマン・サックスは次世代のコンピューティングプラットフォームについて、AR(拡張現実)とVR(仮想現実)が重要であると考えているという(ROADTOVRSlashdot)。

 同社の研究部門でビジネスユニットリーダーをしているHeather Bellini氏は、2025年までにデスクトップPC市場で、ARとVR関連の市場規模は800億ドルに達すると予測している。VRは筋金入りのゲーマーのためのものと考えられているが、利用可能な人が増えれば状況は一変すると氏は主張している。例えば、不動産の下見もヘッド・マウント・ディスプレイで代用すれば、実際に現地に行く労力は大幅に減らすことが出来るだろうとしている。

 ゴールドマン・サックスは、VRとARテクノロジーが、すべての産業を変えるポストスマートフォンになる可能性があるとしている。なお、同社は10年前にも同様の予測をしたが、現時点ではその予測は実現していない。ゴールドマン・サックスは世界最大かつ最も影響力のある投資銀行として知られており、一部投資家からは逆神的指標としても高い評価を獲得している。

 スラドのコメントを読む | テクノロジー | ビジネス | お金

 関連ストーリー:
Oculus Rift製品版のお値段は599ドル、日本円では8万3,800円+送料に 2016年01月08日
DMMがVRヘッドセットのレンタルを開始、「男性向け4K動画付き」 2015年11月04日
Microsoft、メガネ型デバイス「HoloLens」を発表 2015年01月23日
具体的な商品が明かされていないのに数百億の資金を集める「Magic Leap」 2015年01月22日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事