KDDI、新大型物流拠点にヤマトのピッキングシステムを導入

2016年1月27日 17:50

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KDDI東日本物流センターの外観と今回導入するピッキングシステム「FRAPS 」(KDDIの発表資料より)

KDDI東日本物流センターの外観と今回導入するピッキングシステム「FRAPS 」(KDDIの発表資料より)[写真拡大]

 KDDIは27日、ヤマトホールディングス傘下のヤマトロジスティクス (YLC) が提供するクラウド型のピッキングシステム「FRAPS (フラップス)」を、新大型物流拠点「KDDI東日本物流センター」(神奈川県相模原市 ロジポート橋本) 内に導入し、運用を開始したと発表した。商品の配送スピードを高めるなど、顧客の利便性向上を図るという。

 KDDIによると、今回はFRAPSとヤマトグループのノウハウとスピード輸送ネットワークを連携させ、同一店舗向けの複数の注文を統合して店舗へ一括納品することで、各店舗の業務負荷の軽減、物流コスト削減と、顧客満足度の向上を目指す。

 これによって、auなどの各商品やサービスの物流事業で「作業効率の向上」、「輸送能力の向上」、「物流拠点の統合」といった課題を解決するだけでなく、顧客やauショップから希望があった商品のスピーディーな配送が可能になるという。

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