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日本人はオランダで労働許可無く働ける
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 日本人が外国で働こうとすると、多くの場合はその国で労働許可を得る必要がある。しかし、日本人はオランダで特別な労働許可なく就労することができるという。これは日本とオランダの間で1912年に締結された日蘭通商航海条約で規定されたもので、これは現代でもまだ有効だそうだ(LifeHacker)。
この日蘭通商航海条約についてはオランダでも長らく忘れ去られていたのだが、2012年にオランダ・ロッテルダムの「松風館」が日本茶室と庭園を建設するために日本から宮大工を招聘した際に労働許可の問題が発生して裁判になった「松風館裁判」で、この条約を根拠とした「オランダにおける日本人の労働許可取得は必要ない」という主張が認められたことで脚光を浴びるようになったようだ。
多くの国では企業が外国人を雇う場合、賃金や技能などで一定の条件が課せられることが多い。しかしオランダではこの制約がないため、スキルが乏しい若者でも就労しやすくなるという。
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