Googleの自動運転車、ドライバーの介入で衝突を防いだのは13回

2016年1月20日 14:47

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Googleの自動運転車は1年以上にわたりおおむね無事に走り続けてきたが、まだ人間の補助は必要であるようだ。カリフォルニア州自動車局が2016年1月第2週に公開したレポートによると、Googleの自動運転車において少なくとも13回、人間のドライバーが介入しなければ何かに接触するに至る状況が発生していたという(CNET Japan)。

 2015年11月までの14か月間において、カリフォルニア州内でのテスト中に人間が運転を替わる必要が生じたのは341回。そのうち272回は自動運転技術の不具合によるものだった。不具合の大半を占めるのは、ソフトウェアまたは認識のエラーによるもの。すべての事例で、テストドライバーは車から警告を受け、手動運転に切り替えていたとしている。

 なお、Googleはソフトウェアを改良して自動運転車が安全に走行できるようにしているとし、2015年4月以降はこのような「ニアミス」に1件も遭遇していないとしている。

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