電通、世界主要都市のデジタルサイネージにコンテンツを配信するサービス開始

2016年1月6日 16:41

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電通が1月4日に実施したリアルタイム配信実験でロンドンのサイネージに掲出された広告の様子(同社発表資料より)

電通が1月4日に実施したリアルタイム配信実験でロンドンのサイネージに掲出された広告の様子(同社発表資料より)[写真拡大]

 電通は6日、同社グループ傘下ポスタースコープ(Posterscope)が展開している世界の主要都市(ロンドン、ニューヨーク、シンガポール、シドニーなど)のデジタルサイネージにコンテンツをリアルタイム配信するサービスを12日に開始すると発表した。

 同サービスは、ポスタースコープと提携している英ライブポスター(Liveposter)の配信ツール「Liveposter」を使用する。ネットワーク下にある世界中のサイネージに対してリアルタイムにコンテンツ配信ができるほか、第三者データとの連動や数万通り以上のクリエーティブを同時に生成するCMSを有している。

 配信先としては、世界の国際空港や主要駅のコンコース・ホームにある等身大のサイネージや、高速道路沿い・複合商業施設に設置されている大型サイネージなどがある。これまで世界の主要都市にある1,000画面以上のデジタルサイネージをネットワーク化していたが、今回新たに日本がネットワークに加わった。

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