千葉銀、第四銀、中国銀の基幹系共同システムが千葉銀で稼働開始

2016年1月4日 14:37

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 日本IBMは4日、同社が開発支援を行った千葉銀行、第四銀行、中国銀行の基幹系共同システムが、千葉銀行で稼働を開始したと発表した。

 同社によると、今回の新システムは「翼プロジェクト」の1つとして、2012年から千葉銀行、第四銀行、中国銀行の3行と日本IBMが基幹系システムを共同化するために開発してきた。千葉銀行の従来のシステムをもとにしており、参加行が順次共同システムへ移行する。

 千葉銀行の稼働後、2017年1月に第四銀行、2017年5月に中国銀行が順次稼働を開始する予定。

 翼プロジェクトは、千葉銀行、第四銀行、中国銀行、伊予銀行と北國銀行の5行が顧客サービス・商品の充実、ITコストの抑制、IT要員の相互補完などを目的として、2008年からシステム共同化を検討していたもの。

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