【株式市場】損出し売り通過し日経平均は反発だが個別物色の色彩強く全般は伸び悩む

2015年12月28日 12:05

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万8808円35銭(39円29銭高)、TOPIXは1523.79ポイント(7.60ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億2342万株

 28日前場の東京株式市場は、受け渡しベースで2016年相場の売買に入り、損益合算を意識した売却を通過したことなどから、日経平均は朝寄り直後に105円86銭高(1万8874円92銭)まで上げたが、朝発表の鉱工業生産指数(11月速報値)が3カ月ぶりの減少となったためか、その後は伸び悩み、前引けは39円29銭高(1万8808円35銭)となった。ただ、主な株価指数はすべて高い。

 シャープ<6753>(東1)が台湾・鴻海精密・郭事長の発言報道などを好感して10日ぶりの反発となり、政府の自動運転技術の推進報道などを受けてJVC・ケンウッド<6632>(東1)や日本抵抗器製作所<6977>(東2)などが活況高。ITBook<3742>(東マ)は直近まで5日続落とあって急反発。

 東証1部の出来高概算は8億2342万株、売買代金は7739億円。1部上場1403銘柄のうち、値上がり銘柄数は1403銘柄、値下がり銘柄数は451銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】大和は値付かずも年末年始の国内旅行シフトで最高純益連続更新を見直し反発余地(2015/12/14)
日本エンタープライズはペット健康管理&フォトコミュニケーションサービス『毎日いぬねこダイアリー』の提供開始(2015/12/18)
【ドクター箱崎幸也の健康増進実践法】サクセスフル・エイジング(華麗なる老い)への適応条(2015/12/16)
【株式評論家の視点】パイプドHDは情報資産プラットフォーム運営、今2月期31%増益(2015/12/08)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事