【銘柄フラッシュ】リーバイスが急伸し日本郵政は上場来の高値を更新

2015年12月3日 16:55

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3日は、日本郵政<6178>(東1)が自社株買いなどを好感して取引開始後に2.1%高の1946円(39円高)まで上げ、11月4日に上場して以来の高値だった1938円(11月13日)を更新。カシオ計算機<6952>(東1)はクレディスイス証券が目標株価を2800円から3000円に引き上げたと伝えられて好業績を見直す動きが再燃し、大引けは1.5%高だが2006年以来の高値を更新。ハウス食品グループ本社<2810>(東1)は業績見通しの増額などが好感されて4.4%高となり戻り高値を更新した。

 新規上場のインベスターズクラウド<1435>(東マ・売買単位100株)は土地紹介も含めた賃貸経営の実現支援や経営後の管理サービスなどを行い、12時56分に公開価格1870円に対し93%高の3615円で売買が成立し初値をつけた。その後3700円まで上げ、終値は2920円となった。

 サッポロドラッグストアー<2786>(東1)は市販約を一定額以上購入した家庭に対する減税構想に北海道新幹線の来春開業期待などが好感されて7.5%高となり東証1部の値上がり率1位。サムコ<6387>(東1)は政府のLED照明拡大方針に乗るとされて7.3%高となり東証1部の値上がり率2位。システムインテグレータ<3826>(東1)は11月締めの第3四半期好調との見方があり7.3%高となり東証1部の値上がり率3位。有沢製作所<5208>(東1)は有機ELディスプレー技術に関連との見方があり5.4%高の戻り高値。

 アプリックスIPホールディングス<3727>(東マ)は重力式浄水器向けIoT対応非接触型水量センサーの世界初開発と海外大手への供給などが好感されて16.3%ストップ高。ベステラ<1433>(東マ)は今年度の設備投資拡大なら追い風との見方で14.4%高と急伸し、シリコンスタジオ<3907>(東マ)は15年2月に上場して以来の安値圏にあったため出直り期待とされて12.9%高。リーバイ・ストラウス ジャパン(リーバイス)<9836>(JQS)は時々急伸するクセがあり、12月特有の「師走相場」「モチ代稼ぎ相場」に乗ったとされて31.6%ストップ高。プロルート丸光<8256>(JQS)は免税事業拡大観測などで30.9%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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