日立、受変電制御機器事業と空気圧縮機事業を再編

2015年10月21日 12:46

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 日立製作所は20日、来年4月1日付で受変電制御機器事業と空気圧縮機事業を再編することを決定したと発表した。再編によって、産業機器事業の強化・拡大を図るという。

 同社によると、今回の再編では日立の社内カンパニーであるインダストリアルプロダクツ社の産業分野向け受変電制御機器事業の設計・製造・品質保証部門、日立パワーソリューションズの受変電制御機器事業の設計・製造・品質保証・販売部門を、会社分割によって、日立産機システムに承継する。また、日立のインダストリアルプロダクツ社の大型空気圧縮機事業の設計・製造・品質保証・販売・アフターサービス部門も、会社分割によって、日立産機システムに承継する。

 これによって、受変電制御機器事業と空気圧縮機事業の経営リソースをより有効に活用できる体制を構築するほか、各製品のラインアップを拡充し、製品競争力を強化することで、産業機器分野のダイナミックな市場の変化やニーズの多様化に対応していくという。

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