【銘柄フラッシュ】宮入バルブなど急伸しマツダはVW車の代替観測で8日続伸

2015年10月9日 16:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 9日は、マツダ<7261>(東1)が前後場ともジリ高基調を続けて7.1%高となり、独フォルクスワーゲン(VW)車の代わりに購入するとしたら代替車種が豊富といった注目があり、8日続伸となって戻り高値を更新し、ゴールドウイン<8111>(東1)は人工のクモの糸「クモノス」製の防寒ウェア発表などが好感されて9.1%高。大林組<1802>(東1)は正午に発表した業績予想の増額修正などを好感して急伸し9.5%高となり、つれて鹿島<1812>(東1)が動意を強めて7.8%高など、建設株が軒並み動意を活発化。宮入バルブ製作所<6495>(東2)は国内初のLNG(液化天然ガス)燃料船に専用弁との発表などが好感されて20.6%高と急伸した。

 ダイキョーニシカワ<4246>(東1)はクレディスイス証券が目標株価を6900円から7500円に引き上げたと伝えられ11.4%高となり東証1部の値上がり率1位。東京応化工業<4186>(東1)はジェフリーズ証券が目標株価を3500円から4100円に引き上げたと伝えられて10.1%高となり東証1部の値上がり率2位。一方、ファーストリテイリング<9983>(東1)は過去最高の決算を昨日発表したにもかかわらず市場予想に届かないとの見方で9.8%安となり、東証1部の値下がり率1位。

 キャリアリンク<6070>(東1)はマイナンバー関連需要が好調との見方で8.4%高と出直りを拡大。太洋工業<6663>(JQS)は3月に食品用ラップフィルムと同レベルの薄さのプリント基板を発表したことがあり自動運転システムやウェアラブル(着用型)端末への期待が再燃との見方があり19.1%ストップ高。ウィズ<7835>(JQS)はクリスマス商戦に向けて期待の新玩具の可能性が言われて17.3%ストップ高。エヌアイデイ<2349>(JQS)は一説としてトヨタの自動運転システムに参加との推測が言われて20.0%ストップ高。アイリッジ<3917>(東マ)はネット情報などと実店舗の相互連携を促進する「O2O」(オンライン・トゥー・オフライン)ソリューションなどへの期待再燃などから19.2%ストップ高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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