ソフトバンクとFiNC、個人の健康データをもとに生活習慣の改善提案をするヘルスケアサービス

　ソフトバンクとモバイルヘルステクノロジーベンチャー企業のFiNCは8日、ヘルスケアサービス「パーソナルカラダサポート」を共同で開発すると発表した。基本使用料は月額100円(税抜き)で、提供開始は2016年3月以降。

　同サービスは、利用者の生活習慣の調査結果や体重・歩数データなどのパーソナルデータを利用する。これにより、一人一人専用の生活習慣改善メニューをスマートフォン用のアプリに表示するサービスである。また、利用者間のSNS機能や、オプションで管理栄養士の指導やオーダーメイドサプリなどが追加利用できる。

　パーソナルデータの解析にはIBMの人工知能「Watson」を活用し、生活習慣、遺伝子検査、PHR(パーソナルヘルスレコード)などのデータ収集・解析を実施する。これをもとに、日々の生活習慣を改善するためのパーソナライズされた課題を日替わりでアプリに表示する。さらに、連携する「スマート体組成計」などの体組成データをもとにしたPHRを自動的に記録し、グラフ化する。

　そのほか、ポイント獲得システムでサプリを購入出来たりといったモチベーションの向上や、SNS機能の搭載で楽しく健康管理ができる仕組みになっているという。（記事：阪木朱玲・記事一覧を見る）