スマートフォンもPCと同様、使える限り買い替えない時代が近づいている?

2015年10月7日 12:32

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 各社から発表されたスマートフォンの新機種が話題となっているが、TNWの記事ではスマートフォンの競争が終わり、突然つまらないものになったと述べられている。

 2000年代の初めにはPCの新機種発表で大きなイベントが開催され、最新機種のサイズや重量、機能などが話題になっていたが、現在ではほとんど注目されなくなっている。スマートフォンもこれと同じ道を辿っているという。

 以前は他社に差をつけようとデザインを工夫し、大量のアプリをバンドルしていた機種もみられた。しかし、現在のスマートフォンはどれも似たようなデザインとなり、バンドルアプリも減少傾向にある。プロセッサーがオクタコアでもクアッドコアでも性能的に十分という点では大差なく、カメラの性能も明確な違いがみられなくなってきているとのこと。

 同じメーカーの製品でも前年の機種との違いは少なくなってきている。iPhoneの3D Touchのように話題の新機能もみられるが、革命的な新機能と呼べるものではない。こういった小さな革新とソフトウェアのエコシステムを組み合わせていくことがスマートフォンメーカーの進んでいく道だという。

 スマートフォンもPCと同様、使える限り買い替えない時代が既に近づいているのだろうか。皆さんはどう思われるだろう。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | モバイル | ビジネス | ハードウェア | ソフトウェア | 携帯電話 | 論説

 関連ストーリー:
中古携帯電話市場が拡大 2015年09月22日
今後スマートウォッチ市場は拡大していくのか 2015年07月29日
「ガラケー」の販売台数が増加している理由は? 2015年03月06日
パソコンが売れない理由は古くても使えるから? 2013年04月14日
ウォズ氏の不安、「Microsoft のほうが Apple より革新的になっている」 2012年11月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事