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「経産省コンテンツ緊急電子化事業」で電子化された書籍の配信状況、大半が確認できず
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 経済産業省による「コンテンツ緊急電子化事業」にて、電子化された電子書籍のうち少なくとも1700冊が配信できない状態になっていることが明らかになったという(読売新聞、日経新聞)。
この問題についてはCNET Japanの記事『電子書籍のスキャンダル--経産省「緊デジゲート」がはじけたようです』が詳しいが、コンテンツ緊急電子化事業は東日本大震災の復興予算を使って書籍の電子化を推進するというもの。具体的には、業界団体を通じてコンテンツの電子化を依頼した場合にその費用が補助されるというものだが、実際に配信を行うところについては事業の範囲外であり、出版社に対して電子化した書籍の配信状況を確認したところ、著作権者の許諾を得られないなどの理由で配信ができないケースが多数あったという。
また、出版社から回答を得られなかったというケースも多く、電子化した書籍の7割、約4万6400冊分の配信状況が確認できない状態だったそうだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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