【株式市場】NY株の大幅続伸など好感しTPP関連株も高く日経平均は一時367円高

2015年10月6日 12:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万8273円31銭(267円82銭高)、TOPIXは1484.48ポイント(20.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億4951万株

 6日前場の東京株式市場は、日銀の金融政策会合(6日から7日、その次は10月30日)に関心が集まり、新日鐵住金<5401>(東1)などの鉄鋼株が景気敏感性を発揮して軒並み高となり業種別の値上がり率1位に躍進し、NY株の大幅続伸もあって日経平均は朝方に367円23銭高(1万8372円72銭)まで上げ、取引時間中としては9月17日以来の水準を回復した。前引けは267円82銭高(1万8273円31銭)。主な株価指数はすべて高い。

 TPP(環太平洋経済連携協定)の大筋合意を受け手関連株が軒並み高くなり、六甲バター<2266>(東1)は上場来の高値を連日更新。本日はサカタのタネ<1377>(東1)やカネコ種苗<1376>(東2)などの活況が目立った。訪日観光客に関連するTASAKI<7968>(東1)も再騰し、ノーベル賞を連想材料に薬品・バイオ関連株も高く、カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億4951万株(前引けは13億2079万株)、売買代金は1兆782億円。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は1498銘柄、値下がり銘柄数は335銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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