ケータイ大手キャリアの新規契約者、MVNO・格安SIMの検討は5%のみ―J.D. パワー

2015年9月15日 12:30

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次回利用したい携帯電話・PHS会社(%:単数回答、今後携帯電話会社を変更したい人ベース)(J.D. パワー アジア・パシフィックの資料より)

次回利用したい携帯電話・PHS会社(%:単数回答、今後携帯電話会社を変更したい人ベース)(J.D. パワー アジア・パシフィックの資料より)[写真拡大]

 J.D. パワー アジア・パシフィック(J.D. パワー)は15日、携帯電話サービスの顧客満足度の調査結果を発表した。それによると、この1年以内にNTTドコモ、au、SoftBankの大手3社の携帯電話サービスに新規加入した人で、携帯電話サービスを選ぶ際にMVNO(「SIMカードと電話機をセットで購入」もしくは「SIMカードのみ購入し、手持ちの電話機に差して利用」のいずれかのタイプ)を比較検討の選択肢に入れた人は5%で、MVNOを比較検討時の選択肢に入れなかった理由としては「MVNOはなかった/知らなかった」が37%で最も多かった。

 一方、「MVNOはあった/知っていた」にも関わらずMVNOを検討しなかった理由としては、「料金プランが良くなかった」「欲しい電話機がなかった/使いたい電話機に対応していなかった」との回答が多かった。

 その背景には、月々の利用料金は安くはなるものの速度制限がかかるデータ通信容量の上限が低い等、サービス内容に比べ料金プランが魅力的に見えなかったことや、MVNOが提供する電話機に人気端末が少ないことがあったと推測されるとしている。

 また、大手3社の携帯電話を利用している人の中で、今後携帯電話会社を変更したいと回答した人は22%いたが、このうち16%がMVNOに変更したいと回答した。男性でMVNOに変更したいと回答した人の割合が相対的に多かった。なお、現在利用している携帯電話会社や電話機タイプで大きな違いはみられなかったとしている。

 今回の調査は、全国10地域でNTTドコモ、au、SoftBankの携帯電話を利用している個人を対象にMVNOに関する意識と利用実態を聴取した。2015年7月にインターネット調査を実施し、総計3万1,200人から回答を得た。

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