関連記事
ダイキン工業、次世代冷媒の空調機特許を全世界で無償開放
ダイキン工業は10日、「HFC-32単独冷媒を用いた空調機の製造や販売に関する延べ93件の特許」を、先進国はじめ全世界に10日から無償開放することを決定したと発表した。新興国にはすでに開放している。
先進国においても、気候変動問題への対応として、GWPの低い冷媒への転換が急がれており、欧州では昨年、Fガス規制により冷媒の総量規制が法制化され、日本では2015年4月にフロン排出抑制法が施行された。さらに米国でも、オゾン層を破壊せずGWPも低い代替冷媒を促進するための規制改訂の取り組みが進んでいる。このような状況の中、同社では先進国においても新興国と同様に、特許を無償で開放することになった。
同社は2011年に、オゾン層を破壊する冷媒の段階的な廃止に向けた取り組みを加速するため、新興国においてこの特許を無償開放していた。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 脱炭素社会の実現に向け、加速する日本 間伐材とキャッサバイモが地球を救う? 11/23 17:20
- 南鳥島海底のレアアースは魚が起源、超高濃度レアアース泥が存在する可能性 6/22 17:58
- 「プラスチック禁止」は環境破壊につながる可能性があるとの指摘 1/14 21:21
- ネスレ日本、「キットカット」大袋の包装をプラスチックから紙に変更 8/ 3 08:47
- ZMP、自動運転車両の新モデルに三井化学のバイオマスプラスチック原料採用 7/23 19:35