DeNA 、個人間カーシェアサービス「Anyca」を開始 好みのクルマをアプリで検索

2015年9月9日 14:22

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「Anyca」のスクリーンショット画像 (ディー・エヌ・エーの発表資料より)

「Anyca」のスクリーンショット画像 (ディー・エヌ・エーの発表資料より)[写真拡大]

 ディー・エヌ・エー(DeNA)は9日、個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」の提供を開始したと発表した。自分が使わない時には自動車をシェアしたい「オーナー」と、必要な時に好みの自動車を使いたい「ドライバー」をマッチングする。オーナーは、ドライバーが支払う利用料金を「Anyca」を通じて受け取ることが出来る。

 スマートフォンアプリからの手続きでカーシェアができる。また、万一の事故に備えた1日単位の自動車保険への加入がワンストップで行える仕組みや、個人認証、決済システム、カスタマーサポートなどの機能を備える。

 また、リピート時などの車両の引き渡しをより便利にするために、スマートフォンでドアの解錠・施錠ができる「スマートキー」を開発中で、10月頃から利用者へのトライアルとして無料レンタルを実施する予定。

 現在、利用可能な車両は国内外の乗用車をはじめ、旧車やスポーツカー、痛車と呼ばれる個性的なものまで様々で、現在東京都を中心に200台以上が登録されており、気分やシチュエーションに合わせた選択ができる。

 登録したクレジットカードで決済するシステムのため、直接の現金受け渡しはせずにサービスを利用できる。料金は「Anyca」からオーナーの銀行口座へ振り込まれる。

■個人間カーシェアサービス「Anyca」のプロモーション映像

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