【株式市場】NY急伸などで先物の買い戻しが激化し日経平均1000円高に迫る

2015年9月9日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万8415円20銭(988円12銭高)、TOPIXは1482.75ポイント(66.04ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億9046万株

 9日前場の東京株式市場は、NY株の急伸390ドル高やソニー<6758>(東1)などの米国預託証券の全面高が好感されたほか、株価指数の先物などには11日のSQ(先物・オプション清算値)算出を控えて売りポジションを買い戻す動きが強まり、日経平均は大引け間際に998円56銭高(1万8425円64銭高)まで急騰した。上海株式が続伸で始まると買い戻しが激化する場面があったようだ。前引けは988円12銭高(1万8415円20銭)。998円56銭高はリーマンショック後の2010年10月14日の1171円14銭高以来の上げ幅になる。

 トヨタ自動車<7203>(東1)をはじめ主力株がほぼ全面高となり、昨日は好決算が予想野範囲内とされて下げたピジョン<7956>(東1)も急伸。富士重工業<7270>(東1)は増配観測も加わり活況高となり、ゴールドウイン<8111>(東)は人工の蜘蛛の糸のベンチャー企業に出資との発表を好感してストップ高。フライトホールディングス<3753>(東2)は食品などの軽減税率還付システムなどに期待とされて連日活況高となり、テラスカイ<3915>(東マ)なども高い。

 東証1部の出来高概算は12億9046万株、売買代金は1兆4207億円。1部上場1897柄のうち、値上がり銘柄数は1860銘柄、値下がり銘柄数は27銘柄となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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