4日の日本国債市場概況:10年国債入札は無難な結果となる、応札倍率は上昇

2015年8月4日 18:12

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記事提供元:フィスコ


*18:13JST 4日の日本国債市場概況:10年国債入札は無難な結果となる、応札倍率は上昇
<円債市場>

長期国債先物2015年9月限
寄付147円57銭 高値147円80銭 安値147円56銭 引け147円79銭
売買高総計33884枚

2年 355回 0.000%
5年 124回 0.075%
10年339回 0.385%
20年153回 1.145%


債券先物9月限は147円57銭で取引を開始し、午後の取引で147円80銭まで買われた。本日行われた10年国債入札における最低落札価格は99円96銭、平均落札価格は100円00銭、応札倍率は2.84倍となった。最低落札価格は市場予想の99円98銭を下回ったが、応札倍率は前回入札をやや上回ったことが好感された。債券先物は上昇し、147円79銭でこの日の取引を終えた。現物債の取引では10年以降の年限の気配が相対的にしっかりとなった。


<米国債概況>
2年債は0.670%、10年債は2.16%、30年債は2.86%近辺で推移。長期債利回りはやや上昇。(気配値)

<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は0.61%、英国債は1.86%、オーストラリア10年債は2.73%、NZ10年債は3.25%で推移。(気配値)

[本日の主要政治・経済イベント]

・23:00 米・6月製造業受注指数(前月比予想:+1.8%、5月:-1.0%)《MK》

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