象印、予熱の手間がなくノンフライ調理も可能なコンベクションオーブン発売

2015年8月4日 10:50

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「マルチコンベクションオーブン ET-YA30」の外観(写真提供:象印マホービン)

「マルチコンベクションオーブン ET-YA30」の外観(写真提供:象印マホービン)[写真拡大]

 象印マホービンは3日、予熱の手間なく本格オーブン調理ができ、ノンフライ調理や手作りパンも楽しめるマルチコンベクションオーブン「ET-YA30」を9月1日から発売すると発表した。価格はオープンプライス。

 新製品の主な特徴は、温度の立ち上がりの早い石英管ヒーターを庫内に5本、庫外に2本の計7本を使い分けることで、オーブン調理につきものだった予熱の手間をなくしている。また、ヒーターの熱をファンで循環させて焼き上げることにより、本格オーブン調理を可能にしている。そのほか、ノンフライ料理や発酵から焼き上げまでの手作りパン、トーストなどの料理が楽しめることである。

 さらに、庫内の油汚れを防ぐ「油飛び散り防止カバー」。調理中のニオイを抑える「プラチナ触媒ユニット」。調理後にファンを回して庫内を脱臭する「脱臭コース」など手入れが簡単なことも特徴となっている。

 主な仕様は、消費電力が1,310W。外形寸法が約0.5×41×26.5cm(幅×奥行×高さ)。庫内寸法が約27×29.5×9cm(幅×奥行×高さ)である。

 コンベクションオーブンは、オーブン庫内のファンで内部に対流(コンベクション)を起こし、熱を循環させることで、食材を均一に加熱できる。油を使わないノンフライ調理ができる、フライの温め直しがおいしくできるなどから人気を得ており、同社の推測では平成26年の6.4万台から平成27年は約20万台の販売が見込まれ、今後も拡大していく見込みという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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