ニコン、シンガポールに映像事業戦略部を新設

　ニコンは3日、8月1日付でシンガポールに映像事業の「グローバルマーケティング戦略部」を新設したと発表した。映像事業のグローバルマーケティング戦略とマーケティングコミュニケーション関連業務を牽引する役割を担うという。同部門の設立によって映像事業の競争力の強化を図る。

　同社によると、同部門には、本社の映像事業部内で分散して行っていた業務を移管・集約した。映像事業部の担当者に加え、新規採用のメンバーを含めた新チームで構成し、グローバル市場のマーケティングコミュニケーション活動の要となるメディア・プランニング、市場調査、マテリアル制作などの業務を統括するという。

　同社は、多様な人材が集い、グローバルビジネスの拠点の一つであるシンガポールにグローバルのマーケティング機能を集約することで、市場の変化に素早く対応し、タイムリーなマーケティングコミュニケーション活動の実現を目指すとしている。