国民の信を問えばいい 解散に言及の野党議員

2015年7月20日 17:31

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記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の小川淳也衆院議員は街頭演説で「安倍総理は消費税の先送りで民意を問うと言って衆院を解散したが、この安保法案に信念と自信があるのなら、国民に信を問えばいい」と衆院を解散して、国民に信を問えばいいと解散に言及して、法案反対を訴えた。

 小川衆院議員は「解散して国民に信を問い、憲法9条の改正を国民に問えばいい。私たちは受けて立つ」と語り「政府の安保法案は日本の将来にとって決して平和な暮らし、豊かな暮らしを届けてくれる法案ではない」とアピールした。

 長妻昭代表代行は「北朝鮮のミサイルや武装工作員が侵入する懸念、島しょ防衛など、わが国周辺の安全保障環境は変化してきているが、これは日本周辺のことで個別的自衛権の話であって、一足飛びに地球の裏側まで行って米軍と自衛隊が武力行使するという話ではない」と訴え「日本は米国と役割分担をして世界平和や地域の平和を確立していく、日本ならではの平和ブランドを生かした貢献というものがある」とし、安保法案を廃案へ追い込もうと訴えた。また、参院では「衆院で積み上げた議論をさらに深掘りしていく」とした。(編集担当:森高龍二)

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