超電導リニア、ギネス世界記録「最も速い磁気浮上式鉄道」に認定

2015年6月28日 14:28

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4月に実施された超電導リニア車両の高速域走行試験での走行速度が、25日付けでギネス世界記録として認定された。(写真:JR東海提供)

4月に実施された超電導リニア車両の高速域走行試験での走行速度が、25日付けでギネス世界記録として認定された。(写真:JR東海提供)[写真拡大]

  • 4月に実施された超電導リニア車両の高速域走行試験での走行速度が、25日付けでギネス世界記録として認定された。(写真:JR東海提供)
  • 4月に実施された超電導リニア車両の高速域走行試験での走行速度が、25日付けでギネス世界記録として認定された。写真は走行中の車内。(写真:JR東海提供)

 JR東海は26日、4月に山梨リニア実験線で実施した高速域走行試験での超電導リニア車両の走行速度が、25日付けでギネス世界記録として認定されたと発表した。

 認定の記録名は「Fastest maglev train」(最も速い磁気浮上式鉄道)、認定記録は超電導リニア603km/h(2015年4月21日)、従来の記録はリニア581km/h(2003年12月2日)。

 超電導リニアは、車両に搭載した超電導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力によって非接触で走行する技術。従来の鉄道とは異なり時速500kmという超高速で安定走行できることが特徴。1962年に研究が開始され、97年4月から山梨実験センターでの試験走行を開始した。

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