東方神起ユンホ、入隊前最後の公演「笑顔でサヨナラすれば、また戻って来れる」

2015年6月17日 10:28

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KStars

東方神起のユンホ(29)が、14日に行われた入隊前最後の公演で「笑顔でサヨナラすれば、また戻って来れる」と言って、ファンたちに別れのあいさつをした。写真:SMエンターテインメント

東方神起のユンホ(29)が、14日に行われた入隊前最後の公演で「笑顔でサヨナラすれば、また戻って来れる」と言って、ファンたちに別れのあいさつをした。写真:SMエンターテインメント[写真拡大]

  • 東方神起のユンホ(29)が、14日に行われた入隊前最後の公演で「笑顔でサヨナラすれば、また戻って来れる」と言って、ファンたちに別れのあいさつをした。写真:SMエンターテインメント

 東方神起のユンホ(29)が、14日に行われた入隊前最後の公演で「笑顔でサヨナラすれば、また戻って来れる」と言って、ファンたちに別れのあいさつをした。

 7月21日に入隊を控えたユンホは、この日ソウル松坡(ソンパ)区バンイ洞のオリンピック公園体操競技場で行われた「TVXQ! スペシャルライブツアー-T1ストーリー-& ... !」で、1万2000人の観客に感謝の気持ちを伝えた。

 ユンホは、「今日の公演中、3回くらいグっときた。東方神起としてデビューし、チャンミンや皆さんのおかげでここまでやってこれた。こいつ(チャンミン)とはたくさんケンカして笑った。ステージで辛く寂しいことがあった時も、チャンミが手を握ってくれていたからここまでやってこれた」と伝えた。

 また、彼はデビュー前に他界した祖父を想い浮かべながら、「お祖父さん、約束守りましたよ」と叫んだ。

 これから2年間、東方神起としての活動ができなくなるチャンミンも、「元気にこのステージに戻って来たい。ファンの生活に変化が起きても東方神起が生きる活力源となりビタミンとなればと思う」と伝えた。

 この日のコンサートは、昨年12月に同じ場所で開催されたコンサートのアンコール公演だが、今回のツアーの最後のステージということで、ファンたちはユンホのMCに大きな反応を示した。

 中東呼吸器症侯群(MERS)の感染拡大が憂慮される中、韓国はもちろん日本、中国など海外から観に来たファンたち皆が、マスクを装着したまま大歓声を上げていた。

 昨年デビュー10周年を迎えた東方神起はこの日、時間旅行をテーマに約3時間半の間これまでの代表曲を披露。ファンとともに10年間を振り返った。

 ステージでは、1stアルバムタイトル曲「I believe...」、2ndアルバムタイトル曲「Rising Sun」をはじめ、「"O"-正.反.合.」「呪文-MIROTIC-」「Why?」「Catch Me」「Something」などのヒット曲やアルバム収録曲、ライブバンドと共に行ったメドレーステージなど計28曲を休むことなく披露した。

 また、チャンミンは7thアルバムに収録されたソロ曲「Heaven's Day」を披露し、その後、EXOメンバー シウミン、ベクヒョン、チェンとともにNORAZO(韓国の男性ロックデュオ)の「サバ」でコラボステージをプレゼント。

 続いて東方神起の新曲「Starlight」と、ユンホのファンキーなハウスダンス系の新ソロ曲「シャンペン」を初公開した。

 今回の公演は、東方神起と長年呼吸を合わせてきたSMエンターテイメントのパフォーマンスディレクター、シム・ジェウォンが演出を手掛けた。

 幅16m、高さ8.5mの大型LEDスクリーンと4つの中継スクリーン、階段型リフトなどの舞台装置を設置。天井からはプロジェクタービームを放って立体感を出した。

 また、1万2000人の観客が腕にはめたLEDコントロールブレスレットが、歌によって一斉に様々な色へと変化する演出も行った。このブレスレットは、公演演出チームが曲によって緑、赤、青、黄、白などに変化させていた。

 13日・14日の2日間で計2万4000人の観客を動員した今回の公演は、韓国のSMTOWN Coex ArtiumとCGVの4つの劇場をはじめ、日本の160カ所の劇場で生中継された。

 こうして東方神起は、ソウル、台北、北京など国内外6都市10公演で9万7000人の観客を動員し、今回のツアーを大盛況に終えた。

 これとは別に、東方神起は今年2月から4月にかけて日本5大ドームツアーを開催しており、全16公演で計75万人の観客を動員した。(記事:中川・記事一覧を見る

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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