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豪ドル週間見通し:5月の失業率が有力な手掛かり材料
記事提供元:フィスコ
*14:39JST 豪ドル週間見通し:5月の失業率が有力な手掛かり材料
■強含み、1-3月期GDPは予想を上回る伸びを記録
先週の豪ドル・円は強含み。1-3月期国内総生産が予想を上回る伸びを記録したことで早期利下げの思惑は後退し、豪ドルは一時97円に迫った。米ドル高・円安の進行も影響したようだ。4月貿易赤字の急増が嫌気される場面があったが、リスク回避的な豪ドル売りは拡大せず、対円レートは底堅い動きを続けた。取引レンジは94円61銭-96円99銭。
■伸び悩みか、5月失業率が有力な手掛かり材料に
今週の豪ドル・円は伸び悩みか。4月貿易収支は過去最大の赤字を記録したことから、4-6月期国内総生産は低い伸びにとどまる可能性がある。11日発表の5月失業率は6.2%で4月と同水準となる見込みだが、失業率が上昇した場合、早期利下げの思惑が再浮上し、リスク回避的な豪ドル売りが増える可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・11日:5月失業率(予想:6.2%、4月:6.2%)。
予想レンジ:94円00銭-97円00銭《TN》
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