日本ユニシス、スマホが鍵になるスマートロックロボットの実証実験

2015年6月4日 17:31

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スマートロックロボット「Akerun」(日本ユニシスの発表資料より)

スマートロックロボット「Akerun」(日本ユニシスの発表資料より)[写真拡大]

  • Clipニホンバシ(日本ユニシスの発表資料より)

 日本ユニシスは4日、三井不動産が、オフィスビルのコンセプトとして掲げている「その先の、オフィスへ」の一環として、フォトシンスのスマートロックロボット「Akerun(アケルン)」を活用し、IoTによる受付の無人化やスムーズな課金を可能にするための実証実験を実施すると発表した。

 フォトシンスが開発したスマートロックロボット「Akerun」は、サムターン付きドア錠をスマートフォンアプリで操作することができるIoTデバイス。工事が不要で既存のドア錠に後付けするだけで利用可能なため、ビルの空きスペースをスピーディーにオフィススペース化することができる。

 この実証実験では、フォトシンスのスマートロックロボット「Akerun」と、日本ユニシスのさまざまなプラットフォームサービス構築におけるノウハウを組み合わせる。これにより、三井不動産のテナント企業のワーカーに、新しい働き方、ワーキングスペースをスピーディーに提供することが可能になると考え、ワーカーのニーズ、利用形態、有効性など、その効果と課題を共同で検証するとしている。

 期間は7月下旬~10月下旬を予定、場所はClipニホンバシほか。

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