豊田通商グループ会社、島根県に出力12.7MWの木質バイオマス発電所が竣工

2015年6月3日 17:58

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江津バイオマス発電所(豊田通商の発表資料より)

江津バイオマス発電所(豊田通商の発表資料より)[写真拡大]

 豊田通商のグループ会社であるエネ・ビジョンは3日、2013年6月に合同会社しまね森林発電を設立し、島根県江津市で建設を進めていた「江津バイオマス発電所」が竣工したと発表した。

 江津バイオマス発電所は、島根県江津市の北部に位置する木質バイオマス発電所で、木質バイオマス発電所としては国内最大級だという。7月1日の運転開始を予定しており、出力は12.7MW。現在愛媛県で建設中の発電所を合わせると、総出力は25.4MWになる。

 所在地は、島根県江津市松川町上河戸390番22号(江津拠点工業団地内)で、年間発生電力量は約8万6,000MWh(一般家庭約2万3,000世帯分の年間消費電力量に相当)となる。総事業費は約50億円で、中国電力に売電する。

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