ケイ・オプティコム、MVNO「mineo」で法人向けプランとドコモ回線プランを提供

2015年5月26日 21:11

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「パケットシェア」を拡充した「パケットギフト」機能のイメージ(図:ケイ・オプティコム発表資料より)

「パケットシェア」を拡充した「パケットギフト」機能のイメージ(図:ケイ・オプティコム発表資料より)[写真拡大]

  • mineoアンテナショップ(写真:ケイ・オプティコム発表資料より)

 関西電力グループのケイ・オプティコムは26日、仮想移動体通信事業者(MVNO)による携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」において、7月から法人向けサービスを、9月からNTTドコモ回線を利用したサービスを提供すると発表した。

 7月から提供される法人向けプランは、毎月の1回線あたりデータ容量が500MB、1GB、4GB、5GBの4種類を用意し、月額料金はそれぞれ700円、850円、980円、1,580円(いずれも税抜、ユニバーサル料別)。また、それぞれ610円(税抜)の追加料金で、音声通話が利用できる。なお、企業内でのデータ容量の共有が可能となっている。

 端末は、LTE対応のAndroidスマートフォン「LUCE」、「DIGNO M」(いずれも京セラ製)と「AQUOS SERIE」(シャープ製)と、ルーター「Aterm」(NEC製)の4種で、価格はそれぞれ3万3,600円、4万8,000円、7万5,600円、2万4,000円(いずれも税抜)。

 9月から提供するドコモ回線のプランは、現在のau回線に加えて提供するもので、日本初の個人向けマルチキャリアMVNOとなり、ドコモの端末を利用できる。また、現在提供中の家族間で余ったデータ容量が共有できる「パケットシェア」機能を拡充し、au回線のプラン利用者とドコモ回線のプランの利用者間で共有できるようにするという。

 このほか、7月に海外渡航者向けプリペイドSIMサービスや、JR大阪駅前の商業施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)の「ナレッジキャピタル」に「mineoアンテナショップ」をオープンさせるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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