【株式市場】中国株高も好感し大手商社など高く日経平均は8日続伸

2015年5月26日 16:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは2万437円48銭(23円71銭高)、TOPIXは1659.57ポイント(0.42ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億1395万株

 26日後場の東京株式市場は、上海の総合株価指数が2008年1月以来7年4カ月ぶりの4900ポイント台に乗ったと伝えられたため、伊藤忠商事 <8001> などの大手商社株や新日鐵住金 <5401> などの鉄鋼株などが堅調相場を続け、日経平均は13時過ぎから再び強含んで60円08銭高(2万473円85銭)まで上げて8日続伸となり、2日続けて2000年4月以来の高値を更新した。前引けは安かったTOPIXも小高くなった。

 JXホールディングス <5020> が原油価格の回復などで野村証券が目標株価を490円から680円に見直したと伝えられて高値を更新し、日本航空 <9201> はクレディスイス証券の投資判断などを材料に高値を更新。日本コンピュータ・ダイナミクス <4783> (JQS)はデータ検索などを従来比で最大100万倍近く高速化できる技術などが期待されて6日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億1395万株(前引けは9億8113万株)、売買代金は2兆543億円(同9791億円)。1部上場1884銘柄のうち、値上がり銘柄数は703(同765)銘柄、値下がり銘柄数は1024(同911)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は18業種(前引けは16業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉄鋼、空運、パルプ・紙、石油・石炭、海運、倉庫・運輸、鉱業、保険、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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