米株式:「連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動意に乏しい展開か」

2015年4月28日 18:11

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記事提供元:フィスコ


*18:11JST 米株式:「連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動意に乏しい展開か」
28日のニューヨーク株式市場は、28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動きづらい展開が予想される。


27日のNY市場は下落。ギリシャが債務交渉チームの再編を行い、同国財務相の権限を縮小したことで欧州株が全面高となり、米国株も上昇して始まった。しかしながら、アップル(AAPL)の決算や、連邦公開市場委員会 (FOMC)、29日に発表される1-3月期GDP速報値などの結果を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮小し、下げに転じた。
ダウ平均は42.17ドル安の18037.97、ナスダックは31.84ポイント安の5060.25。


グローベックスの米株先物は小安く推移しており、利食い優勢のスタートになりそうである。また、欧州市場が総じて反落して始まっていることも手掛けづらくさせそうである。イベントとしては連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されており、翌日の結果を見極めるまでは手掛けづらい状況である。その他、日米首脳会談への思惑なども手控え要因になるか。

経済スケジュールでは、S&P/ケース・シラー住宅価格指数(2月)、消費者信頼感指数(4月)が予定されている。
決算では、コーニング、メルク、ファイザー、フォード・モーター、ツイッター、コーチ、アフラックなどが予定されている。《MY》

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