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クラウドワークス、出社期間を経て在宅勤務に移行する新サービス「クラウドワークステクノロジーズ」
クラウドワークスは、在宅での仕事を求むエンジニア・クリエイター個人と企業をマッチングする新たなクラウドソーシング事業「クラウドワークステクノロジーズ」を開始した。写真は、「クラウドワークステクノロジーズ」のWebサイト。[写真拡大]
クラウドワークスは20日、在宅での仕事を求むエンジニア・クリエイター個人と企業をマッチングする新たなクラウドソーシング事業「クラウドワークステクノロジーズ」の提供を開始した。同事業では、条件に同意したエンジニア・クリエイターがクライアント企業内でのオフィスワーク期間を経たうえで、在宅業務によるリモートワークへ移行する。
同社はクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を提供しているが、基幹業務でのクラウドソーシング活用を検討するクライアント企業は、自社とクラウドワークス登録ユーザーとの相性を不安に思うという課題があった。そこで、今回同社は、新たな施策として、「クラウドワークステクノロジーズ(以下:CWテクノロジーズ)」を立ち上げた。
「CWテクノロジーズ」は、在宅で業務を希望する個人の登録会員と、リモートワークによるアウトソーシングを希望するクライアント企業とのマッチングを実現するサービスである。同社のキャリアサポーターがクライアント企業と登録会員の双方からヒアリングを行い、両者をマッチングする。条件に合意した登録会員は、最長6カ月程度、クライアント企業内でのオフィスワーク期間を経たうえで、在宅業務によるリモートワークへ移行する。
なお、リモートワーク時の業務形態は、1社のクライアント企業からのみ仕事を受けるスタイルから、複数のクライアント企業の仕事を並行して受けるスタイルまで、企業と個人双方のニーズに応じた幅広い選択肢が提案されるという。
当面の会員募集はクラウドワークスの会員に限定して、エンジニア職とクリエイター職の募集を開始し、6月頃をめどに一般募集を行う。
同社は、2012年3月にクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」のサービスを開始。以来、全国の企業と個人をつなぐ在宅ワークのプラットフォームとしてのサービスを提供している。4月には会員数54万人を突破し、クライアント企業も8万社に達している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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