Windows7/8.1の更新プログラム「KB3035583」は広告を表示させるためのものだった?

2015年4月9日 15:42

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 3月27日にリリースされたWindows 7および8.1向けの更新プログラム「KB3035583」は、ユーザーに対しWindows 10へのアップデートを促すための広告を表示するためのプログラムだったことが報じられている(InfoWorldWindows IT ProGIGAZINE)。

 Microsoftのサポートページではこの更新について「新しい更新プログラムがユーザーに利用可能なときに Windows の更新の通知の追加機能を使用できます」と説明されている。これだけではなんのことかよく分からないが、当初はWindows 7/8から直接Windows 10へのアップグレードを行うためのものではないかとされていた。しかし、有志が解析を行ったところ、これは利用者に対しWindows 10へのアップグレードを促すための広告を表示させる機能を追加するものであることが判明したという。

 現在は何の動作も行わないが、今後Windows 10のリリースが近づくとスタート画面に広告メッセージを表示したり、タスクバーにアップデートを促す通知を表示する、といった動作が行われるという。

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