くにうみアセットマネジメント、秋田市でバイオマス発電事業に出資

2015年4月4日 09:02

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秋田市で計画されている木質バイオマス発電所(くにうみアセットマネジメントの発表資料より)

秋田市で計画されている木質バイオマス発電所(くにうみアセットマネジメントの発表資料より)[写真拡大]

  • 木質バイオマス発電所の事業スキーム(くにうみアセットマネジメントの発表資料より)

 くにうみアセットマネジメントは3日、ユナイテッド計画が秋田市で計画している木質バイオマス発電事業に出資すると発表した。出資額は4億円。発電所は2016年7月に運転開始予定。

 この木質バイオマス発電事業は、ユナイテッド計画の子会社であるユナイテッドリニューアルブエナジーが事業主体として行う。総事業費は約125億円。

 建設される発電所は、秋田市向浜の約2.76ヘクタールの敷地に計画されている。発電出力は約20MWで、一般家庭約3万8,000世帯分に相当し、年間7万7,088tの二酸化炭素を削減できるとしている。

 発電所のボイラーは住友重機械工業が供給し、稼働後はユナイテッドリニューアブルエナジーが発電所の運営などを行う。また、発電した電力は特定規模電気事業者(PPS)などに売電されるという。

 くにうみアセットマネジメントの木質バイオマス事業への出資は、宮崎県川南町の宮崎森林発電所への出資に続く2件目。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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